FOOTENG ROAD

粋なネーチャン立ち小便

2018/10/28

蝉は約2ヶ月の命。

その為に眠る6年分の念を込めた鳴き声も夏の終わりと共に力尽き、蛍は2週間の生涯を無言の発光に懸けて散る。

鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす?

フーテン・ツアー 2018 全国10ヶ所の旅を遂行する中、よりにもよって恋煩いに使われることわざで藪睨みな自分の立場を比喩しようにも、輝ける明日の為に今日を犠牲にする両者の生き様の果てにそんな日が来んとは薄々勘づいてはおる。

しかし、世の中のお粗末な例え話として美談にするならこちとら明確でもある。

それでも GO なのだ。

東京を経由しながら九州、関西、東北の順に追加日を含めた巡業。

ビート・ジェネレーションを気取った単車 寅次郎 号とのボヘミアンRockと言えば聞こえはいいが、悪天候に断念した箇所や何より長時間走行の影響でエンジンより先に自分のケツから火を吹き、美しいバックファイヤーを撒き散らし各地の肛門科に厄介になるカチカチ山ツアー。

多比良港から熊本へ。

痔ロッカーという偽名を使うわけにもいかず、看護婦が大声で俺の名前を呼んだ時に音楽を辞める理由は充分に調ったわけだが、口止め料を稼ぐべくスケジュールを全うし如何せん無名が高じてか例の言葉通り夢の儚さを身をもって知る羽目に…

この世の空はどこまでも高く青い。

福岡 BASSIC

遠くへ飛ぶ為の助走なら人生中パトカーとタコメーターを何回もまいとるし、頭にプロペラが生えるか魔法でも使えん限り99%浮かばれん旅が続くのかと絶望を枕に百日紅が咲く京都の公園で一夜を明かした朝。

鳩を手なずける老人の技術に感銘を受け、解決のヒントを得るべく特殊能力を習得した秘密の解明を願い出たところ笑みを溢しながら「女ゴコロ」と言い放ち、何故ギターが弾けるかとパスを返してきたので無愛想に「煩悩」と答えておいた。

10/5(金)フーテン・ツアー FINAL

2ヶ月間に及ぶツアーの締めくくりに素敵なゲストを招きFINAL終了。

相も変わらず馬券もボートも当たらず傘で一っ飛びは何時になるやら、暫くは曲作りを放棄してメリーポピンズ研究員長崎支部代表に立候補かと肝心な事にふと気付く今日この頃…

蝉も蛍も飛ぶ羽がある。

見上げる形ではあるが無駄な一生など無いと思っとる限り、奴らの事を友と呼ぶライセンスなら俺にもありそうだ。

全国のお会いした皆さん、関わってくれた方も含め本当にありがとうございました!

また会う日まで、あばよ!

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チャラチャラ流れる御茶ノ水

2018/05/15

時は金なり。

…とよく言うが、わらしべ長者ヨロシク物々交換するなら唯一自分に差し出せるものは時間で、対価を得る場合は同様に相手の時間を拝借する事になる。

音楽や映画や本といった芸術の名を借りた空想の産物に言い値を付けたが最後、デタラメを承知で財布の紐をゆるめる時はその人にこそ価値があって、騙し討ちのお見合いも当事者が幸せなら万々歳とその仕掛けに命を費やして初めて面白く、良し悪しが必要なら遠山の金さんに任せとけばいい。

国民栄誉賞が金で買えようが時間をかける理由は好きって事で充分やし、心配せんでも綺麗事はそんな馬鹿の為にある。

VOOVY TRANCE と題した今回の会場限定CD音源の制作にあたり、マヌケな精神状態という表題和訳を体現すべく夏休みの宿題から引続き余裕ぶっこいて締め切りギリギリに滑り込む癖のおかげでレコーディングは大わらわ。

LIVEやスタジオ作業に徹夜の新記録を更新した朝、ようやく完成したデータを手にマスタリングの場所へいざ行かんとラブコールするも単車 寅次郎 号はご機嫌ななめ…

下駄でパカパカ表通りに出てタクシーを探すもなかなか捕まらず、車道に飛び出しようやく東京無線の助手席に乗り込み指示を出すと視力もあやしい御老体ドライバーの聴力障害とロングラリー。

時間が迫る中、三度のコミュニケーションチャンスを逃した彼に痺れをきらして強制的に運転の交代が決定、仏ほっとけルートを爆走し現地到着Rock…

と迄はいかんでも気の毒な事にスイッチを押すのを忘却したらしく20km近くの距離を1メーターで御奉公の親切な運転手であったので、千円札を差し出し勿論決め台詞はこう言ったのだ。

「 釣りは要らねぇよ 」

無事に仕上がったマスター音源をその足でプレス業者に発送して任務完了。

PEACE MUSIC 中村さん、前作に引き続きありがとうございました!

2018.4.20(金)吉祥寺 BLACK & BLUE

レコ発ワンマンお陰様で満員と大盛況。

寅んすセット(芋の煮っころがし)

売り上げも好調と2nd Albumの制作費に留まらず立派な御屋敷が立った暁には蝶ネクタイにチョビ髭でも蓄えて来期の衆議院選に出馬表明を…〇#∥□&△☆*

「 空の弾で魂の火をぶっ放せ 」だ。

 

THE KING BEATSメンバーのサポート然り協力して頂いた関係者の方々、何より同じ時間を共有できた皆さん本当にありがとうございました!

どうかお幸せに…あばよ!

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四ッ谷 赤坂 麹町

2018/01/20

チャラチャラ流れる御茶ノ水…

という具合にクリスマスの聖夜に福生UZUから始めた西日本5ヶ所を巡るドサ回りフーテン・ツアーを終え年が明けた。

パジャマ姿の駅のベンチで歯磨きの最中赤い頬っぺたの綺麗所に遭遇する珍道中をイメージしとったけど、実際には行く先々での酒盛り続きで寝る間がすっ飛ぶ宿無しツアー。

本当に思い描いたシナリオ通りにいった日には早々この世界から足を洗って隠居した方がお伽噺にもなるが、残念ながらその価値を見い出せん不気味な世間とやらに歌のラブレターをお見舞せないかんと勘違いしたばっかりに、今回のツアーにとどまらず世話になっとる周りの人間へのツケが溜まっていく一方やから厄介極まりないのだ。

楽屋でそんな事を考える馬鹿は死なんと治らんし、屁理屈に代わる大金でもない限り命の宿らん歌は唄えんから一生懸命やる他には唯一あたり前の礼儀を尽くす手がかりが見あたらんとしか言い様がない。

各地でお会いした皆さん、ありがとうございました!

吉祥寺 BLACK & BLUE ツアーファイナルまでの合間、友人連中や会いたい人物が達者でやっとるかを知るには時間と戦い足で稼ぐしかなかった。

こっちの台詞だと悪態をつかせてナンボで、見事にそれを上回るパフォーマンスを披露した祖母に至っては入院中の病室の窓ガラスが割れる程の金切り声で説教Rock!(鼓膜破壊)

持ち前のハッタリを武器に応戦した実況見聞は以下同文、俺は東京じゃ泣く子も黙る一攫千金のスーパースターで、彼女が崇めとる「さだまさし」氏をとっくに越えとるから耳が遠くて噂が聞こえんのやったら補聴器の代え時やろうと…

祐徳稲荷神社で我がフーテン・レコーズの繁栄祈願をお供えして選択肢は2つ…

事実にする or 声をはるか、だ。

テキ屋稼業は正月がかき入れ時で、長崎に到着した時点から業務は元より客寄せの演出にBGMを奏でるクレープ屋の後取り息子の真似事を。

簡単な事など一つも無いと言わんばかりに声を枯らす衰えた実父の背中や、小さな幸せを探す生活こそが自由な心の源でいかに至難の技かと大きな海が言いよるように聞こえたのは気のせいやろう…

社会風刺もままならん半端者が善人ぶって能書き垂れよっても表を歩けば風が吹いとるし、欲張った己の道楽に力を注いどるうちは戯けた幸せ者?

「そこが渡世人のツレェところよ…」

蜜柑のバス停で待っとって目が覚めるんやったらクレープ屋にでも何でもなろうが店主になった暁には自分をまずクビにする、親父が願い下げるかは別として。

よって、俺はこれだ。(※ 悪徳商法↓)

2018年 in 東京スタート!

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ヤケのやん八日焼けのナスビ

2017/09/06

色が黒くて食いつきたいが、私ゃ入れ歯で歯が立たんとは俺の事やろか…?

心を亡くすと書いて忙しいやけど、一生遊んで暮らした方が良さそうな政治家のお偉いさんが多忙を言い訳に手を黒く染めよるのを尻目に頼りの自分といえば手一杯。

自分を見失うまで全うするなんて立派な仕事じゃないと思うが、心底やりたい事なら本望ってのはサンタクロースが証明しとるから世界は美しいはずだ。

製作段階も大詰め、悪どい商売を手広くいこうと屋号名義の口座開設やディストリビューター(CD流通業者)の手配、HP製作やジャケットデザイン、SNS先行販売に発送諸々と凡そRockとはかけ離れた事務作業が山積みで、甲や乙とは何ぞや文字の羅列がやかましい契約書やメールのやり取りが続き、ライブ等の対外活動は優先順位の最末端として8月20日のレコ発ワンマンLIVEを計画の区切りに動く事にした。

太宰治じゃないが恥の多い人生を見事に今も継続中な訳で、一人で物事を進める分には良いも悪いも全部自分でひっかぶると覚悟はしとったもののタワーレコードやユニオン等の主要店舗へCDリリースの挨拶周りに出向いた時程思い知らされた日はない。

アポをとったにも関わらず担当者と会えんなんて事はざらで、宝クジより打率の低いとこを数打ちゃ当たるショットガン戦法で運よく対応して貰えるも内心ではチンピラ扱いで冷やかに終了というのがセオリーらしい。

門前払いにならんだけ有難いのか多忙中はお互い様で、実績もないワケわからん奴が馬鹿ヅラ下げてのこのこやって来たというのは分からんでもないが、寅さんの言葉を拝借するとそれじゃ俺はあっても無くてもいい泡ヨロシク風呂でこいた屁みたいに後ろの方へ流れてパチンだ。

持ち合わせた提出用の資料で散々自分の事を誉めちぎった文章が追い討ちをかけるといったとこで、とんだ三枚目がかすかに突出したのは帰り道の半端じゃないスピード超過である。(レッドゾーン)

しかし、スーパースターと勘違いしたか涙目やったかは知らんけど周りの心ある人達が予約をしてくれたお陰で何店舗かは店頭に置いてくれる事になった次第で感謝に他ならず、本当にありがとうございました!

例によって担当者へのワイロは某有名店の和菓子をこっそり持参した事と、秘密の本棚に並ぶ数あるバイブル本の中から「ハックルベリ・フィンの冒険」に登場したトム・ソーヤに習った手法で、隅々まで行き届くようにスーパースター…かのように役者をこく魔法は効果あったかもしれん。

それで駄目ならマーク・トウェインへの苦情とありったけの愛をこめて言ってやれだ…

労働者諸君、貧しいねぇ!君らは!…と。

リハーサルを重ねながら8月20日に向け動いていき、おかげさまでLIVEは満員と大成功。

一人でやっとるつもりがステージから御満悦な表情を浮かべる面々を見渡すとあながちそうでもないと痛感させられ、もっと多くの人に聞いて貰えるよう精進してお返し出来る程幸せな事はない。

心から感謝します、ありがとうございました!

検問突破した勇者もちらほら、どうかお幸せに…あばよ!

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ケツの周りは屎だらけ

2017/07/21

亀の歩みも馬鹿にならん。

とっくの昔にピョコピョコまくられたウサギの背中を見送って、草場の影で奴が寝ボケとる隙にぶっちぎる爽快なサクセスストーリーは童話だけの話で、現実はそのウサギの存在にすら気付かず精々カッパの援護を待っとる位がいいとこだろう。

肝心なのは亀が甲羅を持っとったって事で、道すがら外敵から身を守れたからゴールまで行けたというサブストーリーを描かんのが不思議でしょうがない。

そのおかげで散々えらい目に会う誰かさんみたく無教養な人間もおるが、いっそ無い甲羅は作ってしまえという発想にシフト出来た事を逆に感謝した時ようやく夢物語は始められる。

相変わらずカッパは見あたらんけど、製作段階も残すところは音源データをCDとして製品化するマスタリングという言わば魔法の粉をかけるような最終行程。

「ゆらゆら帝国」や「ギターウルフ」等を手掛ける事で知られるピースミュージックの中村さんにお願いした。

親身になって要望を聞いてもらい本当にありがとうございました!

PV製作の現場は米軍基地がある福生の16号線沿いをメインと決めとったので、カメラマン探しに銘々ぶらぶらしとる友人がおらんかと思っとる最中、HP写真やジャケット等を撮ってくれたフォトグラファーのHAMAが快く引き受けてくれた。

自作した絵コンテを元にパーツを組み合わせるパズルみたいなもんで、正味5分程やけど一本の映画を撮るような感覚だ。

1月の寒風吹きすさぶ撮影期間の約一ヶ月間のあいだ、奇遇にもHAMAのホームタウンが福生だった事も相まって毎週彼の家に厄介になりアレを楽しみながら創作活動。

空いた時間にカメラを単車のタンクにガムテープで固定し、山手通り、環八道路から井荻トンネルと時速120kmで蛇行…

失敬、法定速度でトリップ。

タンデムの撮影では後のHAMAの悲鳴と、走行シーンでは東京無線のお父っつぁんと戯れながら演奏シーンを含む全100TAKEのパーツ収集完了。

協力してくれたGOOD KING’Sさん本当にありがとうございました!

シナリオ通り並べたデータを千葉のフォトスタジオに根こそぎ送り、確認のやり取りでパズルを仕上げにかかると、ああだこうだとJAMセッションのようにアイデアが湧き自分の想像以上のものが出来ていく過程は音楽も映像も同じらしい。

映画監督と呼ばれるような大人が仕事として夢中になる遊びというのはわかる気がするし、銀幕スターが魅力的な黄色い声援を浴びて天狗になろうが彼等に罪はなく、むしろ健康そのもので終いには甲斐性ないやろう。

ただ一つはっきりしとる事は、真冬に単車に乗るべからず。

「武士は食わねど高楊枝」とはよく言ったもんやけど身体の感覚が死んでいく順番は、手、顔面、膝で、いくら見栄えが悪いからとはいえ極寒の中薄着でのPV撮影は二度とゴメンだ。

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ケッコー毛だらけ猫灰だらけ

2017/07/19

ケツの周りは屎だらけ!

…と続きたいとこやけど次のタイトルにお預けという事で本ブログ開始の挨拶に変える。

さて、逆上ること約半年前の2017.1.10(火)「FOOTENG RECORDS」という自主レーベルの立ち上げに成功した。

勝手にカッコつけて名乗ったと言った方がしっくりいくしロケットの打ち上げに失敗したでは洒落にもならんけど、ハローワークの喫煙所によくおるタイプの俺がとにもかくにも一応は失業パーティーの脇役からレーベル代表の看板を掲げたわけで、本当はそんな事はどうでもよく音楽活動をやるという目的がはっきりしとる以上マヌケな脳みそを精一杯使って考えた手段の内これが得策と思っての事で後には引けんかったからだ。

 

バンド活動を休止して以来すぐに取りかかった仕事はレコーディング。

最初に断っとくが仮に売れんバンドマンの諸君がこれを見て有益な情報を得るに越したことはなかけど、コネクションや大金が有るわけでなく単にすこぶる効率の悪いやり方を選んだので世の中には馬鹿な奴がおるもんだと笑い話程度にしてもらえれば有り難く、体験者からしてみればとっとと田舎に引っ込むなり堅気の仕事に就くなり大切な人を安心させたらどうだと思っとるので悪しからず。

依然、人の事は言えん自分を棚に上げて寅さんの言葉を借りて言うなれば「そこが渡世人のツレェところよ…」なのだ。

Rock’n’rollアルバムを作ろうと決めとったのでリリース後LIVE活動がギター1本と歌のみになろうが作品は作品で別に考え多重録音のバンドサウンドを選択した。

持っとるレコーディング機材はボロいMTR(多重録音機)とバンド仲間から拝借した海賊版のSONER(編集PCソフト)とコンデンサーマイク一本、以上。

最低限にも届いとらんのは知っとったけど俺には充分だ。

一番Rock出来る各担当楽器のメンバーがおって一成に演奏する一発録りができん以上、ドラム、ベース、ギター、ボーカルの順にスタジオで録る…がしかし太鼓なんか叩けんので早速練習に奮闘するも手足が上手く動かず断念しかけたが、クリックを聞きながら個別にキック、スネア、タム、金物と身を徹して録る事にした。

通常は一音サンプリングを録り、PC上の打ち込みでパターンを形成するが生音のリアル感とグルーヴを表現する使命感の方が労力に勝っとったし、通俗的なRockのジンクスか知らんけど「ボブ・ディラン」や「ジョニー・サンダース」が感じのいい男でボイストレーニングに通い詰めとったら何か納得いかんみたいなもんだ。

  生きた心地がせん位で果てしない作業も慣れれば捗り、ギターは自前の73年製Marshallヘッドをアンプで鳴らし、ベースはMTRに直接シールドを突っ込み内臓シュミレーターでライン録り。

生音の空気感を作為するリアンプ作業は自宅のバスルームを密閉し、ヘッドホンをアンプ代わりに音を出しマイクで拾う、いい湯加減になったところでスタジオに戻りボーカルに魂を込めて音録り完了。

MIXはPCでやると細部のニュアンスが変わり機械的なざわめきの最中上手く扱う技術もないので、何度も聞き直して音を流しMTRのフェーダーを操作しながら録るというステレオ法式で恐怖のランデブー。

勿論、オススメはせん。

バンド活動でのレコーディング経験を生かそうにも思い出すのはギターをかき鳴らす際にミュートができんでシナロケの奈良さんから6弦にティッシュを巻かれた事位で、自分の曲がまともに弾けんのは流石に浮かばれんし話の花もへったくれもなかけど、そんなとこで無理矢理でもRockを生み出す事で笑い飛ばせる人間でありたいとは思う。

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