庭で鶯ホーホケキョウ

2019/12/14

終わりの度に始められる。

アドレナリン効果と立派な虚栄心からそう言い残しステージを去った小さな背中にスケールのデカい免罪符のような戯言をたずさえ満を持して始まったのが歯痛の第3波だった事はさておき…

「十の拳で空が落ちてきた」というコンセプトが名ばかりで「奥歯ロスト」なる曲でその場を締めたのなら話は別だが小さな歩みも始める美学をと大きなハッタリをぶちかますバンドマンシップにのっとって、全10回の年間ワンマンLiveという無謀な試みも絶対にコケられんファイナルを満員の青空タオルで埋めた事で確かに空は落っことしたのだ。

…とその刹那、当 BLACK & BLUE が3Fに位置すると気づく絶望のなか近所の薬局にロキソニンを買いに行く今日この頃。

「令和」初のクリスマスを前にしてサンタにあらぬお願いをしようとしとる事は言うまでもない。

ついでにカリスマ性を瓶詰めで商品棚になんぞとよからぬ発想をする隙に「走れメロス」の一説を国語教材にするような日本人特有の苦労話大好き精神をくすぐるようなエピソードがないかと考える…

のが野暮なくらい苦労と思う余裕がなかったのが正直なとこで、農協の集金屋がこっそりバイアグラを売るくらいの遊びは残しとけば良かったと少し反省する。

無論、生まれついての馬鹿は動くしかないと体が理解しとったおかげで人様が言うような成功とは何ぞや夢のまた夢。

スター気取りで思い出話をするほど大した人間では未だなさそうだ。

そんな事よりこのイベントを機に手を貸してくれる素敵な天使達がまわりに集ってくれた事の方がよっぽど素晴らしく、サプライズで旗やグッズの用意、撮影やCDジャケット制作、水面下で集客に協力してくれたりと何でもござれ。

楽ができると思いきやプレッシャーや責任は逆に膨れ上がる構図と相成ったのをいいことに、横浜ベイブリッジを単車で4往復したMV撮影秘話ならぬタピオカより流行りの世相慕情を展開するあり様…

ヘッドライトでの照明依頼をした覚えのない御親切なあおり運転のお父っつぁんが三重あたりの飲食店で威張り散らしよらんか捜査依頼を予定して、横浜市警に今後たっぷり苦労してもらうとしよう。

制作:MIHO & SANTAshinjiteBOYS

制作:THE TELEGRAMS ( by ロン )

ウッドベース:うのしょうじ 氏

※ Thanks 撮影:山本製作所

 

メロスでも大塩 平八郎でもない傍ら美しか友情の為や皆を代表するような動機はおよそ相応しくなく自分自身の為にまだまだやることは山積みだが、今回のイベントを通して応援してくれた方々のご満悦な表情を見ていると結果として誰かがハッピーになったり何かを感じてくれるのであれば石橋を叩かずにわたるのも感染病よりマシな人情になりうるという幕ひきでご勘弁願いたい。

チャンスをくれたリッキーさんをはじめステージ以外でもお世話になった宇野さんや関わってくれた皆さん、何より一緒に空を落っことしてくれた奇跡の生還隊の同志達に心から感謝します。

 

10 PUNCH 〜フーテンの賛歌〜 完結

それでも始まりの歌と共に…あばよ!

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